現場レポート 吹田市M様邸 建て方工事完了
先月ご紹介しました弊社推奨のSE構法を採用したM様邸について、その後の工事進捗をご報告致します。
一般の在来工法では、基礎工事が完了すると構造材の建て方を行いますが、SE構法では、ここでひと手間入ります。事前に基礎に埋め込んでおいたアンカーボルトに柱脚金物を取り付けていきます。この金物によって、柱と基礎が堅固に接合され、地震など、横からの力による引き抜き現象に対して圧倒的に強い性能を持つ柱を実現させています。
そしていよいよレッカーを使って、建て方工事を行います。正面は材料搬入のため、足場は空けておき、他の三方は安全確保のため、あらかじめ組んでおきます。構造材は全て事前にプレカットされているので、図面通りに慎重に組み立てていきます。
建て方が完了すると正面の足場を塞いで、屋根合板や床合板の水平面材、外部廻りの間柱やサッシを取り付け、骨組みを固めていきます。
屋根工事やバルコニーの防水工事、外壁の透湿防水シートを先行させ、雨が入らないようにして、内部の下地工事を進めていきます。
先日、無事上棟式も終わり、工事は順調に進んでおります。年内にきりが良いところまで終わらせて、来年からまた気持ちを新たに頑張って行こうと思います。
良いお年をお迎え下さい。
現場レポート
吹田市M様邸
- 新築
- 構造|SE構法
- 完成予定|令和3年3月予定
- 場所|吹田市
私がこの現場の担当です!
上良 康彦
2020年12月22日更新