建築鑑賞-南方熊楠顕彰館-
概要:木造、地上2階建て、2006年竣工
日本の博物学、民俗学の先駆者である南方熊楠の蔵書、資料を保存し、研究を推進するための施設です。
設計競技で最優秀賞を獲得された矢田康順さんと堀正人さんの設計です。
外観は住宅街である事を配慮してか、抑えた色調、形状となっていますが、敷地に入ってみるとガラス越しに紀州産材の格子が特徴的な建物となっています。
骨太な柱、格子、梁で構成されていますが、その他を白で統一し、全体として軽やかな印象です。
敷地内には南方邸も保存されています。
アクセス
(車)阪和自動車道南紀田辺ICより約5分
(電車)JR紀勢本線「紀伊田辺駅」下車徒歩約10分
2019年4月4日更新